アメリカ版AMEX Buisiness platinum(アメックスビジネスプラチナカード)は入会ボーナスがとても大きいですが,入会ボーナスなしでも作成する方がいるほど特典も優秀で,オススメのカードの一つです。
ぜひ本記事を参考にカード作成を検討してみてください!
カード概要
基本情報
- 年会費:695ドル
- 初回ボーナス:通常150,000MRポイント(紹介リンク)(3か月で15,000ドル使用)
- 400ドルのエアラインクレジット(カレンダーイヤー(1月になれば再度付与))
- 600ドルのDellクレジット(1-6月、7-12月で200ドルずつ)
- 120ドルのWirelessクレジット(毎月10ドルずつ)
- The Global Lounge Collection特典
- Fine Hotel & Resort特典
- ホテルステータス(Hilton, Marriott: Gold)
ポイント
- 航空券やホテル(Amex Travel経由)5ポイント
- ビジネス関連,5,000ドル以上の買い物(カレンダーイヤー年間200,000ドルまで)1.5 ポイント
- その他 1ポイント
その他特典
以下の特典は,一般的にあまり活躍しないかもしれません。
- 189ドルのCLEARクレジット(CLEAR使用の為には米国市民権か永住権が必要で、在住の方向けのサービスになります。)
- 360ドルのIndeedクレジット
- 150ドルのAdobeクレジット
- Amexトラベル,航空券ポイント購入で35%バック
Amex Buisiness Platinum特有の特典
エアラインクレジット
チェックイン荷物手数料や機内販売でアメックスプラチナカードを利用すると、後日キャッシュバックを受けることができます。
事前にAmexのウェブページからエアラインを選択し,そのエアラインしかキャッシュバックを受け取れません。エアラインの変更は年に一回,HPにて1月に行うことが可能です。それ以外の時期で変更したい場合は,チャットで変更が可能です。
1月になればリセットされるので,2回目分,合計400ドル分使用することが可能です。
Dellクレジット
Dellのオンラインストアで使用出来るクレジットです。1-6月,7-12月で200ドルずつ,合計400ドル使用可能です。
Wirelessクレジット
携帯電話の支払いに使用可能です。月10ドルのクレジットです。(携帯料金は毎月支払いにしておくのが良いですね。)インターネットの支払いも反映されました!
オススメ格安携帯のMINT MOBILEのWalletチャージにも適用されるようで,複数枚所有する際はMINT MOBILEで毎月使用する予定です。
The Global Lounge Collection
Amex platinum カードを所有することでラウンジが無料で使用可能になります。
以下AMEXの公式HPにて,空港や都市の名前を入れ,使用可能なラウンジを調べることができます。
The Centurion Lounge
Centurion Lounge(センチュリオンラウンジ)はPriority Passよりも格上のラウンジのようで,豪華な食事とドリンクが楽しめます。搭乗する飛行機の出発3時間前から使用可能です。
Priority Pass
こちらは2名まで無料のようです。簡単な食事とドリンクを楽しみながら,ゆっくりすることができます。
以下は私が実際に,Priority Passを使用して入ったラウンジの例です。
The Club
特に時間制限はなく,軽食やドリンクを飲むことができました。
Minutes Suite
1時間の個室使用が無料でした。私の訪問した場所は食事・ドリンクのサービスはありませんでした。
Delta Lounge
Delta Lounge(デルタラウンジ)は,航空券を持っている日に限り,使用可能です。こちらは同伴者は有料のようですが,Priority Passよりも格上のラウンジのようです。
Fine Hotel & Resort
アメックスプラチナを所有していると,Fine Hotel & Resort(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)の使用が可能になります。Fine Hotel & Resortを使用すると以下の特典が得られます。
- 12時からのアーリーチェックイン(空室状況による)
- 無料の客室アップグレード(空室状況による)
- 朝食無料(2名分)
- 16時までのレイトチェックアウト
- 客室のWi-Fi無料
- 100ドルのホテルアメニティ
以下はFine Hotel & ResortのAMEX公式サイトです。
ホテルステータス
HiltonとMarriottでGoldステータスがもらえます。
Hilton Goldステータス
ヒルトングループでは,Goldステータスによって,朝食が無料になるホテルが多くあります。朝食無料はとてもありがたいですね。
Marriott Goldステータス
Marriottグループでは,Goldステータスによって,朝食が無料にならないですが,ルームアップグレードやレイトチェックアウトが使用できる可能性があります。
ホテルステータス獲得方法
Amex Platinumのアカウントページ⇨Benefit⇨Hilton Gold Status(例:ヒルトン)⇨Hiltonのアカウントナンバーを入力し,Enrollして,数日後にステータスを入手することができます。
Amex Platinumカードを作るべき時期
もちろん作りたいときに作るべきなのですが,本当にお得な時期を狙うのであれば,12月中旬に作成すべきではないかと思います。12月中旬にカードを申し込んだ場合、年会費の請求後30日以内なら、カード解約で年会費が返金されることを利用し,1月の中旬までカードが保有できるからです。このため,カレンダーイヤーでリセットされる特典については,1回多く使用することが可能になります。6月中旬も半年でリセットされる特典は1回多く使用できるのでお得です。
600ドルエアラインクレジット
12月中旬にカードを申し込んだ場合,12月に200ドル,次の年に200ドル,さらに次の年の1月に200ドル使ってから解約をすれば、一回の年会費で600ドル分,適用できるようです。
800ドルDellクレジット
12月中旬にカードを申し込んだ場合,12月に200ドル,次の年に400ドル,さらに次の年の1月に200ドルを使ってから解約をすれば、一回の年会費で800ドル適用できるようです。6月中旬でも可能です。
その他カードの魅力
①ビジネスクレジットカード
アメリカでのクレジットカードを本格的に行うと,必ず「Chaseの5/24ルール」というものを目にします。ビジネスクレジットカードは,基本的に「Chaseの5/24ルール」に抵触しないため,ビジネスクレジットカードを作成することを考えていました。
②チャージカード
アメックスのカードは一度に持てる枚数が決まっています。上限枚数を超えると,それ以降はApproveされず、手持ちのカードを解約後に申し込む必要あります。
一方、プラチナカードは「クレジットカード」では無く「チャージカード」になります。そのため,上記枚数制限のカウント外になります。
チャージカードとは毎月の使用分を月末に一括支払いして、翌月迄クレジットを持ち越すことが無いカードです。
③追加カードオファーがある
アメックスは入会ボーナスが1度しか貰えないことで有名です。(入会の約款に入会ボーナスは1度だけと記載があります。)ですが,本カードを所有していると,追加で「もう1枚同じカードを作りませんか?入会ボーナスを再度あげます。」というハガキが届くことが多いです。MRポイントはとても使いやすいので,MRポイントを貯めたい方にもってこいのカードかと思います。
④初回ボーナスが大きい
ミニマムスペンドは大きいものの,初回ボーナスがとても大きいです。
⑤MRポイントが使いやすい
MRポイントはエアラインマイル,ホテル系マイルどちらにもトランスファーすることができ,大変便利です。
- エアラインマイルに移管
以下のマイルと交換可能です。基本的に1MRポイント=1マイルです。
駐在員は日本への帰国のために,ANAマイル(スターアライアンス系)に変換することが多いです。私も,妻が”ビジネスクラスに乗るのが夢”と言っているので,日本への帰国時にANAマイルに移管しようと思っています。デルタ航空(スカイチーム系)もアメリカ国内旅行に使用しやすく,魅力的です。ワンワールド系を主に使用される方は,BRITISH AIRWAYSなどに変換されるのも良さそうです。
- ホテルポイントに移管
2022年5月現在,以下のマイルと交換可能です。オススメは,還元率も高く使用しやすいヒルトンポイントです。
⑥海外取引手数料が無料
私はアメリカにいる今でも,日本のサービスを利用しています。(例えば,Amazon.co.jp,DMM英会話,親戚へのプレゼントなどです。)
特に円安の今,ドルで日本円請求のものも支払うとお得です。海外取引手数料が無料のため,損することなく,安心して,日本円の支払いにも使用しています。
⑦AMEXオファー
AMEXから,数多くのオファーが届くようになります。
申し込み方法
- リンクをクリック
- 「Apply Now」をクリック
- 必要情報を入力する。(ビジネスクレジットカードの申請方法)
まとめ
アメックスビジネスプラチナカードをまとめると以下です。
- 入会ボーナスが強力,追加カードのオファーもあり,ボーナスを得るのに,もってこい。
- 特典ものみでもかなりメリットのあるカード
- 作成時期は,12月中旬が最も良さそう。次に6月中旬が良い。
これらを考慮し,作成すべきカードかと思います。ぜひ作成をご検討ください。